S6終盤20位 ラプミミ軸対面構築(最終炎上)
挨拶
こんにちは!ポケモン剣盾から初めてレート戦に潜ることになりました、TNロディというものです!ポケモン自体は第5世代まで楽しんでました。剣盾から久しぶりのポケモンです。
最終順位の最高が448位レート1989であり、今シーズンは終盤2桁順位とレート2000超えを目標としていました。S6終盤でレート2000を超え、最終日前日に20位を取り、かつその前後で2桁~100位台付近をキープできたので、今回は自分への記念として、初めて構築記事を掲載させていただこうと思います🙌
最終日は「今シーズンの目標は既に達成できたし、あとは順位気にせずエンジョイできればいいや!」というエキシビション感覚で潜ったところ、ガバプレイや迷走(と言いつつ、最終日に増えた型に対応できなかっただけですが)により、100位台から1000位台へと大炎上いたしました(汗)連敗し始めた時点で素直に撤退すべきでしたね…😅
最後の最後にめっちゃダサいことになりましたが(汗)、とりあえず終盤安定して2桁~100位台をキープできたので、何らかの参考にしていただければ幸いです。
構築の経緯
シーズン中盤終わりまで中途半端なサイクル軸で潜ってましたが、「初手出し負けたら押し切られる」「結局相手のガチサイクルにはサイクル負けする」など、安定しなかったので、具体的に軸を決めて潜ろうと思いました。某実況者の巨大ラプラス+ミミッキュ軸を見て、「シンプルに強い」「これなら安定して勝てる」と思ったので、ここからラプミミ軸を使うことに決めました。あとは取り巻きに対面性能の高めなポケモンとして、眼鏡ドラパ、身代わり残飯ガルド(途中まで襷ホルード)、オボンHB振りアシレーヌ(途中まで鈍いHB混乱実カビゴン)、根性タチフサグマ(途中まで鉢巻ガラルダルマ)をカスタマイズしました。その結果、勝率が上がり、割と雑に立ち回ってもイージーウィンできるようになり、シーズン終盤から3桁順位に食い込むことができ、その後自身の瞬間最高順位を超し、初のレート2000および2桁順位に食い込むことができました。ちなみに某実況者さん情報によると、最終日前日の20番以内はレート2100いっているとのことなので、とりあえずそういうことにしておきます。笑
構築のコンセプト
初手性能高いやつ+巨大ラプラス+壁(キョダイセンリツ)下の積みエースで押し切る。初手の選出基準は、相手の全体とか初手っぽいやつに刺さっているかどうか。ラス1はミミッキュかアシレーヌの、スイープしやすそうなほう。たまに初手ラプラスでダイマ切った。
基本的な回し方
初手対面性能が高いやつで1体持っていく→ ラプラスなどのダイマエース→ 壁下の積みエースでスイープする(できれば初手の引き先にもなると良い)
選出
・ ドラパorガルドorタチフサグマorアシレーヌ+ダイマエース(ラプラス基本)+ミミッキュorアシレーヌ
・ 受け対策: ラプガルド@1。なぜかドヒドの被選出率が100%だった。とりあえず早めにラプラスでダイマ切ってOK。潤いボディでとりあえず毒を凌いで零度連打もできる。ドヒドヌオーアーマーガアクレベースはガルド後出しからの身代わりで凌ぐのが大半で、あとはラプラスの零度バトル。削ってダメージレースで勝つか零度で数的有利を取り、うまくガルドでTODを狙おう。身代わり対策のすり抜けドラパ注意。@1は、受け構築にいるアタッカーをメタれるやつ。
ラプミミ軸(というよりラプラス)がメタられてそうなら、即席で選出を考えました。多少選出が崩れても、全員対面性能は高いので、そこまで致命傷にはなりませんでした。
個体紹介
ラプラス@光の粘土(潤いボディ)
控えめ
H12 B252 C164↑ D4 S76
泡沫のアリア 零度 フリドラ 滅びの歌
H: 16n-1
B: 撃ち合いに強く、ぶっぱ
C: 余り
D: 端数
S: 12振りアーマーガア抜き
S諸説あり。キョダイ個体。過去に作った個体を持ってきた。ダイマアタッカー。安定した勝利を幾度となくもたらしたMVP。ダイマすれば明らか不利対面でなければ相手のダイマにも打ち勝てるので、雑にダイマ切っても勝てた。後続の壁ターンに注意。時には体力が半分以下でも、壁だけ残して3体目に回した。持ち物は壁ターンを延ばす光の粘土。特性は欠伸や毒を打たれても最低限抗える潤いボディ(欠伸では1ターン眠らされます)。
数的有利を取りながらラス1対面ができれば、滅びの歌で、こちらの後続とともに耐え切って勝ち、みたいなこともした。ちなみに滅びは、ダイウォールとしても大いに有効活用した。そのため、雷で相手のラプラスやアシレーヌやギャラに抗えるようにしたくても、この枠を外せなかった。死ぬほど欠伸されたので、雷のがよかった説はある。ミミッキュの欄で述べるが、欠伸カビゴンがいたら、ミミッキュにダイマ切る柔軟性も必要になる。対戦中に欠伸するな😑
唯一の後悔は、こいつをメタった構築に刺さる裏ダイマエースを用意しなかったこと。こいつがメタられてても(欠伸カビ、チョッキアシレーヌ、パッチラゴン、鉢巻ダルマetc.)ダイマアタッカーとして出すことが多かった。それほどガバってさえ割と勝てたのだから、改めてこいつのスペックの高さに感心する。裏ダイマエースを用意してればもっと勝てたかもしれない。
選出率1位
ミミッキュ@アッキの実
意地っ張り
H132 A252↑ B108 D4 S12
じゃれつく ドレパン 影うち 剣舞
壁下でのエース1。多分MVP。どこかの構築記事のパクリ。テンプレアッキミミッキュ。Sをミラーより1速く調整してそうなアッキミミッキュが結構いた。壁下やアッキ込みで非常に硬く、大体対面で雑に打ち勝ってくれる。巨大ラプラスを経由せず、こいつがダイマエースになっても強かった。カビゴンやナット(鉄壁以外)にも何とか打ち勝てる。ダイマを別のポケモン(主にラプラス)に切った状態で欠伸打たれるのはしんどい。欠伸カビゴンがいたときのダイマエースはミミッキュを推奨する(が、結局取り巻きによる。ラプラスでダイマ切りたかったら、汎用性で言えばダイサンダーを推奨する)。
ミミッキュミラーが結構あったので、ミミッキュに役割を持ちたい方はシャドクロを勧める。でもドラゴンに役割を持ちたいのと、欠伸対策のダイフェアリーのため、じゃれつくは切れなかった。
メタられてなければ大体押し勝てる。露骨にメタがいれば(アーマーガアとかクレベースなど)、3体目はアシレーヌにした。この構築自体ある程度知られているためか、終盤は露骨にメタられてそうなことが多く、意外と選出できなかった。初手出しを検討してもよかった。
選出率4位
アシレーヌ@オボンの実(激流)
控えめ
H220 B156 C44↑ D4 S84
泡沫のアリア ムンフォ 瞑想 アクジェ
H:3n(激流発動狙い。偶然ですが)
HB: 特化鉢巻ダルマの地震低乱数1(12.5%)
A192ダルマの地震オボン込み2耐え(オボン確定で発動)
A187ドリュウズの地震オボン込み2耐え(オボン確定で発動)
A187ドリュウズのアイヘ40.9%~48.3%
A189ドラパルトの珠ダイホロウ乱数1(18.7%)出来るだけ珠ダイホロウを耐える確率を上げたかったので、B実数値を予定より1増やした。もっとCを削ってHとBに1ずつ振り、乱数12.5%にしてもよかった。
C余り
D端数
S20振りアーマーガア抜き
壁下でのエース2。中盤の鈍いカビゴンから交代。陰のMVP。オボン込みでHP実数値228の化け物。途中で加入してから、勝率が上がった。相手の3体が見えてアシレーヌが通ってたら、ラプラスと同時選出しても、臨機応変にこいつにダイマ切った。初手枠としても有能。大体初手の1体持っていってくれた。アクジェが初手でもラス1でも生きた。ラス1対面、壁下での瞑想ムンフォor泡沫で、明らか不利な相手以外には勝てた。ラプラスが雨降らしてると、なおのこと勝ちやすい。泡沫は身代わり意識だが、熱湯でもよかったかも。
選出率2位
ドラパルト@拘り眼鏡(すり抜け)
臆病
B4 CS252(S特化)
流星群 シャドボ 大文字 10万
初手枠。パッチラゴンメタ。技範囲の確保と、HBロトムや鬼火などに弱くないという理由で特殊型。ミラーで負けたくないので最速。とりあえずこいつ初手、が安定した。こっちの構築が初手ミトムをよく呼ぶので、流星かシャドボで大きく削った。相手の初手や交代先を大きく削るのが役割。たまにダイマ切った。ドラパ対面では、こっちに引き先がいないこともあったので、よく突っ張った。同速勝負に幾度となく勝った。相手が準速以下なのかもしれないが。初手ミミッキュが来たら、積まれるのが一番の負け筋なので、仕方なくシャドボで皮を破ることが多かった。引いたあと、拘ってるせいで一貫が取れず負けることがよくあった。でも他の道具も候補がなかった(珠でダイマできるようにしてもよかった)。この枠は要検討。
選出率3位
ギルガルド@食べ残し
控えめ
H236 C252↑ D20
シャドボ ラスカノ 身代わり キングシールド
某実況者さんの調整。欠伸カビゴンやナットその他受けメタ。カビゴンの取り巻きに刺さらなさそうなことも多かったので、こいつを出せず負けることもしばしば。受けにはめっぽう強い(受け構築にいるすり抜けドラパには注意)。また対面性能がかなり高いので、明らかタイプ的に不利じゃなければ、大体相手の初手を持っていってくれた。何気に有能な仕事人。もう少し自信持って出してもよかった。
選出率5位
タチフサグマ@火炎玉(根性)
陽気
H52 A252 S204↑
空元気 叩き落とす すり替え 守る
H: 余り
A: ぶっぱ
S: 最速ドリュウズ抜き
迷走枠。S諸説あり。だがH振りのお陰あってか、火傷ダメ込みでも絶妙に相手の攻撃を耐えてくれた。もっと早く呼ぶべきだった。欠伸カビゴンメタ兼初手枠。欠伸カビゴン嫌いすぎて、鉢巻ダルマに代わり最終日に投下した。取り巻きによるが、欠伸カビゴンがいるときに、ミミッキュではなくラプラスにダイマ切りたかったら、こいつも初手か3体目に同時選出すべきだと思う。最終日の迷走状態であっても安定して強かった。大体相手の初手を持っていってくれる。たまにダイマ切った。ミミッキュやその他フェアリーに露骨に弱いのが唯一かつ最大の難点。ミミッキュやホルードの即時の機能停止のため、すり替えは投げつけるのが良かった説は大いにある。よくいるHDピクシーには対面勝てると思うので、積極的に投げてもよかった。大体初手に出したが、壁下のスイーパーにしてもよかったかも。
選出率6位
きつかったorよく出されたポケモン
・ 欠伸カビゴン。マジ無理枠。被選出率ほぼ100%。「ふぁ〜ぁ」が絶賛トラウマ中。こいつがいるだけで勝率が一気に下がった。 この時はラプラスにダイサンダー欲しいと思った。ラプラスの零度で凍らすか、ミミッキュエースにしてダイフェアリー打つか。いずれにしてもかき乱されたので、要対策。最終日タチフサグマを通したところ、割と安定した。ちなみにアムハン持ちでも先に火炎玉を投げつければ耐える。早めに露骨にメタるべきだった。
・ 天然ピクシー。特にHD。マジ無理枠。主にラプラスの零度か滅びで倒してた。裏エースとして何か構築に入れるべきだった。まじでアーマーガアとかストリンダーでも入れたらよかったかな
・ ラプラス。こっちのラプラスで押しきれない以上、どうしても分が悪かった。この時もラプラスにダイサンダー欲しかった。裏のミミッキュがこいつにめっぽう強いため、ギリギリ何とかなった。ラプミミミラーはきつい。こっちの取り巻きで張り合えなくはないが、もう少しメタったほうがよかったかもしれない。
・ 欠伸ブラッキー。「ふぁ〜ぁ」(以下略
・ ニンフィア。若干こっちの初手で押し切りにくい。
・ ナットレイ。被選出率100%。 ラプラスアシレーヌミミッキュ見たら、そりゃそうか。大体初手のドラパで倒した。もしくはラプミミ(剣舞ドレパン)で強引に押し切った。もしくは身代わりガルドで露骨にメタった。
・ 弱保とか珠ダイマドラパルト。こいつきつくない構築とかあんの。 ラプラスでも下手すれば押し切られる。ダイマターンうまく枯らしてから、ラプラスかアシレーヌかミミッキュで切り返した。初手やダイジェット前ならドラパで削った。最終日はタチフサグマでダイホロウやダイブを透かしたり、死に出ししたりして切り返すこともあった。
・ ミミッキュ。被選出率ほぼ100%。シンプルに強い。ホルードを途中で抜いた結果、こっちの手持ちがどれもミミッキュに強くないため、結構きつかった。皮さえ剥げれば、大体対面で勝てる。大体ラプラス@1で対処してた。 ラプラス単体で見るのは避けるべき。剣舞ドレパンはラプラスに効く。
・ 初手キッス。いきなりエアスラ運ゲやめろ。キッスも8割以上は出てくる。初手はドラパ以外なら弱くはなく、ラプミミorラプアシレで押し切れるので、初手ドラパ対面以外ならそこまできつくない。てか何でお前初手で出てくんの。あと朝の日差し型やめろ。
・ アシレーヌ。こっちの初手で押し切りにくい。有利とれるのがミミッキュしかいない。ラプラスのダイマターンも枯らされる。初手ならガルドかタチフサグマで強引に裏の圏内に持っていった。初手ドラパに合わされると、大体負けた。
・ ウィップ持ちギャラドス。なぜかあんま出されなかった。確かにラプミミかドラパで押し切れるが。
こうやって見ると、剣舞ラムガオガエンとかアーマーガアがカビゴンやピクシーやミミッキュやニンフィアやブラッキーに強そうなので、こいつらを入れたらもっと勝率が上がったかもしれない。また「相手の一貫を切る相性補完」の重要性も薄々感じた。そうされたときは結構きつかったので。
最後に
S6は某ウイルスによる自粛期間中で、プライベートに割く時間が比較的取れる期間でした。来シーズン以降はしばらくレート環境に潜れる頻度がかなり少なくなるので、今期中に目標の2桁&レート2000を達成できてよかったです😌
構築でも個体でも立ち回りでも、何か皆さんの参考になれば、1プレイヤーとしての冥利に尽きます。これからも楽しんでください!
↑ S6シーズン最高20位(5/31 午前2時頃)。この直後、ジョイコンが勝手に動いてダイマ切れなかったときは発狂した。多分いずれにしても負けてた。
(投稿日後日、入れ替え候補のポケモンや持ち物など、一部編集しました。)